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隣家の悪臭と悪臭防止法

今回は隣家の悪臭について書いてみようと思います。

隣家の悪臭について悩まされている人も中にはいると思います。例えばテレビで時々ニュースになるような隣家の

ゴミ屋敷や過剰にペットを飼育している事による糞や尿の悪臭・隣家が料理店である場合にはその臭いが悪臭となる

場合もありますし工場などが近い場合にはその排気からくる悪臭など様々です。

悪臭というのは固定物質ではないので騒音問題などと同じようになかなか取締りや規制が難しいのも確かです。

しかし僅かではありますが解決の糸口を幾つか挙げてみたいと思います。

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悪臭の対処

まず町内会を指揮している町内会長に相談してみるというのも一つの方法ではないかと思います。

特にその隣家が町内会に加入していれば町内会長からの意見というのは聞き入れられる可能性もあります。

また直接隣家にクレームを言うよりも第三者に入ってもらって伝えてもらい悪臭を隣家に自覚してもらうというのは

第一の手段だと思います。今後の隣家との付き合いに不安があるようであれば匿名で周辺から苦情が出ているという

ように伝えてもらうのも良いと思います。

またそれでも改善されないようであれば管轄の役所に相談してみるという事も必要だと思います。

廃棄物の処理に関する法律により周囲の環境を悪化させるような行為というのは認められていないので役所の

環境課などに意見をぶつけてみるという方法も考えられます。また1人の意見ではなくできれば連名の署名を

集めた上で苦情を申し入れる事は効果があるような気がします。その悪臭が明らかに基準を超えていたり

事態が深刻と認められれば役所側が現地調査を行った上で相手に改善をするように勧告する事も考えられます。

また有効かどうかはわかりませんがその悪臭の対象物を管轄する協会や団体に相談してみるという行動を取る

人もいるようです。例えば上記のペット飼育による問題であれば動物保護団体という団体があります。対処を

取ってくれるかはわかりませんが専門団体であれば助言などを頂ける場合もあるかもしれません。

また不動産を購入するにあたり通常は不動産屋を通して購入する事が多いかと思いますが、宅建業者は契約する前に

重要事項説明を行わなくてはいけない事になっています。重要事項説明では周辺の環境に関する事を説明しなければ

いけない事になっています。例えば工場や廃棄物処理場や養豚場などがある場合は説明があるのが普通だと思いま

す。しかし隣家の普段のペットの飼育状況や隣家の調理時の悪臭度合まで把握し重要事項説明にて言及する事

はなかなか困難かと思われます。近隣で過去に争い事があった場合等も重要事項にて説明する事にはなっていますが

売主としてはそのような情報を隠したがる傾向も一部ではあるように思いますし、また重要事項説明にて詳細を

どこまで記載するのかという点について明確な基準が設けられていないという事もあります。

やはり不動産会社からの説明だけにとどまらず、自分で現地に行って周辺にどのような施設があるかという事や

悪臭の有無などを確認するという姿勢も必要と言えそうです。

悪臭防止法

悪臭防止法というのは生活環境の保全や国民の生活の保護を目的とする法律です。

悪臭の評価方法としては特定悪質物質の濃度による規制と臭気指数を計って規制する方法の2種類があります。

例えばゴミの焼却の悪臭においても悪臭防止法では、住居が集合する地域においては悪臭が生ずるものを野外で

大量に焼却してはならない、旨の定めをし悪臭が生ずるものの焼却を規制しています。

また役所としては事情を考慮し必要があれば現地に出向き臭気を測定して、その測定値が基準値を超えていれば

一般的に耐えがたい悪臭として相手に改善の勧告やゴミの焼却の禁止などの通告をする事ができます。

またその臭気が受忍限度を超えていれば相手方への損害賠償請求の可能性も出てきます。

一般的に悪臭防止法というのは工場や事業所などの事業活動においての悪臭への対処に限られるという意識を

持たれている場合も多いですが、一般家庭の悪臭問題においても適用される場合があるようなので、一度管轄の

役所に相談してみるのも良いかもしれません。実際に周辺の悪臭が原因でトラブルとなり裁判に発展したケースも

あります。裁判において悪臭の度合や周辺の環境、相手方の悪臭への防止策の有無や悪臭による体調の変化など

総合的に加味され勝訴した場合には損害賠償金の支払いが認められたケースもあります。

 

悪臭が発生するケースというのは故意によるものもありますし、また飲食や工場の事業活動によるものなど

様々です。どちらにしても隣家への影響を配慮した行動や活動が必要という事は言えそうですね。

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