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[八千代市 賃貸] クロス(壁紙)の張り替えの原状回復について

今回はクロスの張り替えの原状回復について少しだけ書いてみようと思います。

お部屋の退去時の原状回復名目の中で割と問題になるのがこのクロスの張り替えです。クロスとはご存じの通り

建物の壁や天井の内装仕上材として用いられるシートの事ですね。問題となる中でも「壁の一部に傷を付けただけ

なのに部屋全部のクロスの張り替えが必要だと言われた」とか「クロスの張り替え費用が以前住んでいた物件の退去

時の費用と比較して高すぎる」などのトラブルが起こる事があります。クロスの張り替え費用というのは業者でも

ない限りお客様にとってはどのくらいの相場になるのかという事やその金額の見積もり方というのはいまいち見当が

付かない、というのが通常だと思います。

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クロスの張り替えについてガイドラインでは

退去時の原状回復として一般の方々にとって目安となるのが国土交通省のガイドラインです。

賃貸トラブルが多いために国土交通省が各事例などについて線引きをしています。

それではクロスの張り替えについてですがガイドラインでは借主の負担については「㎡単位が望ましい。

借主が毀損した箇所を含む1面分までは張り替え費用を借主負担とする事もやむおえないとする」となっています。

またタバコやヤニによるクロスの補修については「喫煙により当該居室全体においてクロス等がヤニで変色したり

臭いが付着した場合のみ、居室全体のクリーニングまたは張り替え費用を借主が負担する事が妥当」と記載されて

います。また経過年数の考慮としても「6年で残存価値が1円となるような負担割合を算定する」とされています。

以上の点から例えば壁の一部分に傷をつけてしまったとしても、借主さんとしては部屋全体のクロス張り替えに

応じる必要はなく㎡単位での張り替えが望ましいという事は言えそうです。また張り替え単価が高い場合については

見積の明細を確認させてもらい、一般的な相場と比較してどのくらい金額に開きがあるのかという根拠を示して

交渉を進めていく事になると思われます。

クロスの張り替え費用の目安

しかし㎡単位の張り替えとはいってもその㎡単位の金額がいくらくらいになるのかという点やクロスの張り替え

の手順などについても不明な事が多いのが実際の所だと思います。その目安となる部分を簡単に書いてみようと

思います。

クロスの業者さんによる単価の算定としてまずは「m単価」(メートル単価)と「㎡単価」(平米単価)の違い

があり幅(横の長さ)は約90センチくらいになっているかと思います。メートル単価と平米単価の違いは

長くなるのでここでは説明しませんが、クロスはもともとはトイレットペーパーのようにぐるぐると巻きつかれた

ロール状のようになっています。そしてお部屋の壁の大きさや天井の大きさから使用するクロスの長さを決め、

料金を算出する事になります。当然、窓やドアなどクロスを使用しない部分はその長さから差し引かれる事に

なります。

それではクロスの張り替えの相場ですが一般的にはメートル単価で「900円~1500円」くらいの業者さんが

多いように思います。一般的な6帖くらいのお部屋であれば壁や天井を含めると長さ的には45メートルくらいの

クロスが必要になるかと思います。

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(その部屋にもよります)とするとその業者さんのメートル単価が例えば

1000円だったとすれば部屋全体のクロスの張り替え費用は

1000円/m × 45m=45000円 となります。

業者さんによっては工事費や諸費用が別途かかる事もありますので注意が必要です。

また一部分のクロスの補修のように、その業者さんで決めている一定規模未満の小規模の張り替えの場合には

別途手数料がかかる場合もありますので確認が必要かと思います。また使用するクロスのグレードによっても

料金は随分と変わってきます。

クロスの請求額は上乗せされている?

さてクロスの張り替えの業者は主にその物件の管理会社が指定している事が多いのですが、この点にも

問題を含んでいる場合があります。管理会社の仕事というのはその名の通り物件の管理が中心です。

もっとも仲介業も併せて行っている事も多いですが、管理がメインの場合それだけでは収益を稼いでいく

のに十分ではない事もあります。そのため管理会社はこの入居者の退去時のリフォームにも利益を生み出そ

うとする場合があります。例えば上記のクロスの張り替えでいえば業者の言い値は㎡単価800円であった

としても管理会社は㎡単価1200円で計算した請求書を入居者に送付する事もあります。

たった400円の違いであったとしてもそれが部屋全体のクロス張り替えで45mであったとすれば

45m×400=18000円の利益となり管理会社の収入になります。このような事はクロスに限った事

ではありません。退去時にクリーニング費用として請求された場合でもクリーニング業者に頼んでいれば

良いのですが実際には不動産会社の社員が清掃してクリーニング費用を浮かせていたり、害虫駆除費という

名目で1~2万円請求しているにも関わらず実際はバルサンを焚いていただけ、なんて笑えない話も

あります。

もっとも良心的な管理会社であればそのような事はしないと思いますが意外にこのような事は業者間で

多く行われます。

 

あくまで借主さんが負担すべき原状回復費用というのは、経過年数や通常損耗を考慮した状態にする事が前提で

あって、ハイグレードな高級クロスを使用した修繕を求めるものではないと思います。

いずれにしてももしクロスの補修費用や補修箇所について納得ができないようであれば、根気強く冷静な話合いを

お互いに進めていく事が必要かと思います。

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