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[稲毛 賃貸] 脱法ハウスの実態

今回は脱法ハウスについて書いてみようと思います。

脱法ハウスとは建築安全条例などの法律や条例を必ずしも守られていない共同住宅があり、特に最近流行りの

ルームシェアに見られる建物等の事です。

ルームシェアやシェアハウスはテレビ番組なんかで有名になり、物件によっては高利回りを狙える事や家賃滞納

リスクを分散できる事などから家主や投資家の間でも人気になりつつある物件形態になります。

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以前インターネットカフェ大手がこのシェアハウスに関して条例違反を犯していた事でニュース等でも名前が

知られるようになった経緯があります。

しかしこのシェアハウスは名目上「レンタルオフィス」として位置づけられる事があり、法令規制なども

緩やかになる事も多く、行政側としてもなかなか摘発に踏み込めない事が多いのが実情のようです。

共同住宅で申請する必要のある建物であるにも関わらず、共同住宅+事務所の複合用途とする事で規制を

うやむやに誤魔化してきた建物もあります。

通常ワンルームマンションの部屋の広さは15~20㎡くらいのものが多いかと思いますが違法なシェアハウスや

ルームシェアの中には3~5㎡くらいの部屋もあり、とても住まいとは言えないようなスペースの居室も

存在するのが実際です。

このくらいの規模の部屋であれば両手を伸ばせば壁に手がついてしまうような部屋の狭さでそこにはプライベート

空間というものはあまり感じられないのではないでしょうか。また狭さだけではなく窓が設けられていなかったり

換気部がない等、そもそも建築基準法上違反の疑いさえ持ってしまうような物件もあります。

脱法ハウスの作りには主に2種類ありボックスタイプとクランクタイプがあります。しかしどちらにしても

その空間造りは居室というよりはマンガ喫茶にいるような感覚です。

脱法ハウスを法的な観点から見ると建築基準法違反、消防法違反、管理規約違反などの可能性が潜んでいます。

通常、共同住宅として認められるには個室の壁が天井にそのまま届いていたり、4.3帖程の広さが必要であったり

採光の為の窓や換気口があったり緊急時の避難経路が必要であったりします。

上記の点から見ても一部の悪質シェアハウスは居室としての条件を満たしているとは言い難い物件があるのも

事実です。

またその建物の管理組合としても違法なシェアハウスやルームシェアの改築は避けたい所かと思いますが、

中には管理組合に無断で違法改築を行ってしまう業者もあり強行で工事を進めてしまう場合もあると聞きます。

管理組合の対策としては部屋の使用用途を制限したり管理組合の細則に「ルームシェア禁止」という条項を

盛り込んだりという対策を施してきますが、無断で工事を進めていく業者に関してはこれといった具体的な

対策が見当たらない場合もあるのが実情かと思います。

また管理組合や管理会社の管理意識の低さを指摘する声があるとも聞きます。特に古い管理組合などは

組合としての体系が虚弱になっている場合があったり管理意識の低下から違法改築に対して対処が遅れる

ケースもあるという事で組合や管理会社としての基盤の強さを見直す事が必要、という声もあります。

今後もますます建築時の申請確認の強化や無断建築に対しての罰則規制の強化を検討する必要があるのかも

しれません。

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