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不動産屋のインターネット店舗とSEO

今回は不動産屋の中でもネット店舗について簡単に書いてみようと思います。

不動産屋とは言っても幾つかあり、駅前の大手不動産会社やテレビCMで見かけるようなフランチャイズ店舗、

昔からある老舗の不動産屋、インターネット媒体で集客をしかけるネット店舗、無店舗形態の不動産屋

と様々であります。

それぞれにメリット・デメリットがありますが今回は注目の大きいネット店舗について書いてみようと思います。

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ネット店舗の集客について

主にインターネットを主軸とした店舗をいいます。不動産屋の毎月のコストはテナント費と広告費が占める割合が

大きいため、この2つをネット媒体を中心的に利用する事によってカバーする事が主な目的であります。

駅前の不動産屋のテナントは毎月数十万の賃料を毎月支払っている為、それなりの売り上げが必要になります。

営業マンの給与や歩合にも最低ノルマを掲げている店舗もあり、売買を含めての営業形態をとっている会社さんも

多いかと思います。

実際お部屋探しをする際のお客様の足跡を辿ってみると、とりあえず住みたい街の駅から徒歩で良さそうな不動産屋

を見つけ入りやすそうな雰囲気だったら入ってみる、もしくはポータルサイトから希望の物件を絞り込み、その物件

を扱っている不動産屋に連絡、またはPC,スマホから「地域名+賃貸」や「駅名+賃貸」などの幾つかのキーワードで

検索して不動産屋を絞っていく、もしくは物件名を直接入力してみる、などの流入経路があると思います。

駅から順番に徒歩で不動産屋を廻っていく方もまだ多くおり、また駅前で路面店舗を構えるという事は貸主や

借主からの信用補完の意味合いも強いので、決して数十万の賃料を支払う事も高くはないのかもしれません。

また駅前路面店舗とネット店舗のお客様を見ると、見込み客としての厚さも違います。

ネット媒体で物件を見てメールをしてきたお客様は、決して冷やかしではないと思いますが、こちらからメール

を返しても返信がない、成約に繋がらない場合も多く努力が実らないケースも多いかと思います。

実際不動産屋を立ち上げた頃のお客様からのアクセス数というのは1桁台というのも珍しくなく検索エンジンに

インデックスされてある程度ページ上位表示されるには最低でも3~5か月くらいかかります。

一般的に不動産屋としてホームページを中心に営業をしていく場合には1日に300アクセスは欲しい所です。

不動産屋のホームページからの反響率というのは一般的には0.01~0.05%と言われています。

1日300アクセスあれば月に換算すると300×30(日)=9000PV。9000×0.05%=450PV(月

間)。1日あたりの反響数は450÷30(日)=15回 という事で1日に15回の反響電話(メール)が鳴る

事になります。

しかしこの数値はホームページ上のコンテンツ内容に反響が取れるよう配慮してあるページの場合です。

よくある昔ながらの不動産屋のHPで更新もしておらずSEOに配慮していないホームページでは反響率は0.01%以下

まで下がってもおかしくはありません。ちなみにアドワーズ広告等できちんとした反響の取れるランディングページ

を作成し広告を出した場合の平均コンバージョン率(反響率)は1%~2%です。ランディングページを出す場合

でもABテストなどLPO対策はもちろん必要です。その他にも路面店での営業形態の場合は飛び込み客にも対応

しなければならないのでいたずらにアクセス数を増やすとかえって営業効率が悪くなる場合もあるので注意が

必要です。

ホームページだけで集客をしようと思えば毎日の更新を怠らず物件数を豊富にし、詳細物件情報へも最大2クリック

くらいで該当ページまで辿り着くようにし物件クリーニングも細めに行い地域制やターゲット(テナント専門・

○○地域専門・デザイナーズ専門・ペット可専門など)を絞るようにしなければ上記のアクセス数まで届かす事は

少し難しいように思います。特に物件数の豊富さや毎日更新を行っているかという点・定期的に物件クリーニングを

行っているかという点・ターゲットや専門性を活かした店舗かどうかという点はその会社のHPのリピーターを増やす

大きなきっかけとなる事が多いです。毎週見ているのにホームページの内容が先週とまったく変わっていない、

そんなホームページはお客様は二度と訪れようとは思わないと思います。またせっかく物件情報を更新しているのに

その物件情報を「自社の会員限定」で公開している会社さんもよくありますが、個人的にはあまり良くないと

思います。1つの理由としては会員以外のお客様がそのページから離脱してしまうという理由もありますが

2つ目の理由としてログインしないと閲覧できないコンテンツの場合、検索エンジンのクローラーがその

コンテンツを把握できない事があるからです。コンテンツSEOという言葉があるようにHPが上位表示するには

日々のコンテンツ更新が鍵となりますが、せっかくコツコツ物件情報を更新してもその更新をクローラーが巡回

できないようでは更新がなされていないHPと認識されてしまう可能性すらあり努力が水の泡となってしまう可能性が

あります。もっとも施策によりクローラーが巡回できるようにしてあるサイトもあるかと思いますがその他の面から

みても会員限定サイトである意味はアクセス数を下げる原因にもなりかねないので注意が必要だと思います。

またネットのアクセス数の面から見てもあくまで私の地域での話になりますが、駅前店舗の場合、賃貸専業で

やっていて月間検索ボリュームで1500~3000PVの不動産会社もあります。一方で駅から離れたネット店舗の

場合、同じ月間ボリュームが2万PVを超えている事があるにも関わらず成約数や賃貸での売り上げや成約数が

駅前店舗に劣っているケースがあるという事実を見ると、いかに直接店舗への飛び入りで入ったお客様の方が見込み

客として厚いかを証明しているようにも見えます。ポータルサイトからの検索では物件を見つけてその不動産会社の

ホームページにダイレクトにアクセスする事は通常難しくなっている為、上記のPV数は純粋なその不動産会社への

アクセスとも言えると思います。

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路面店舗か空中店舗か

不動産屋を開業する際に1階の路面店舗が良いか2階以上の空中店舗が良いかという話がよく話題として

上がります。先輩方からのアドバイスでは狭くても良いから1階店舗にしろ、という話を過去に聞いた事が

あります。

売買と賃貸を同時進行でやっていくにしても、売買は毎月の売り上げの増減が激しいため、フラッと立ち寄って

くださった賃貸のお客様からの売り上げは薄利であったとしても無視できない、というものでした。

ネット店舗では空中店舗を選択する方も多いと思います。そしてホームページに「駅まで車でお迎えにあが

ります」フォームを作り臨機応変に動いていらっしゃる会社さんも多いと思います。

実際に路面店舗を選ぶか空中店舗にするかといった事については、当たり前の話かもしれませんが個人的には

その両店舗の賃料の開きによると思います。賃料の開きの幅があっても集客や売り上げが見込めれば駅前を選択する

ケースもあるかと思いますし、若年層が多い街などネット集客が多く見込めれば駅前での集客を上回る事も考えられ

るので駅から離れた店舗を選択する場合もあると思います。

ネット不動産屋のホームページ

例えばお客様が賃貸物件を検索する際、「駅名+賃貸」でネットで検索するとポータルサイト(ホームズさんやアッ

トホームさんやスーモさん等)が1ページ目の半分くらいの上位を独占している事が多いです。

当然といえばそうなのですが大規模なポータルサイトに物件を載せないとネットからは集客が難しい場合も

ある為、不動産屋は各ポータルに広告を掲載依頼する事になります。

前述のようにネットの上位表示を達成しているのはポータルサイトですが、その達成をみすみすと許して

いるのは不動産屋自身です。ほぼ全ての不動産屋がいずれかのポータルサイトに掲載依頼をしています。

そのためポータルサイトの登録物件数は豊富になりユーザーが物件数の豊富なポータルから検索をかけるよ

うになり不動産屋の自社サイトはページ下位に追いやられ、仕方なくまたポータルサイトに掲載依頼

をかけるという悪循環です。。要するに不動産屋自身がポータルサイトという神輿を自ら担いでいるような

ものです。なぜ自社の上位表示を妨げるポータルサイトという神輿を担ぎたがるのか、なぜポータルに依存

せず自社のホームページだけで自立しようと思わないのか、不思議に感じる部分もあります。

実際ネットで検索された1ページ目には10件くらいの表示があったと思いますが、その内の1位と10位では

アクセス数に何倍~何十倍もの開きが出る事も珍しくありません。

不動産屋独自の自社ホームページが1ページ目に上位表示されるにはなかなか困難な部分もあり各不動産屋さんが

苦戦している所だと思います。

例えば提携しているHP運営会社にSEO対策を実施してもらう、記事のページ数を沢山作る、コンテンツを充実

させる、中心的なキーワード「駅名+賃貸など」を避けてもう少しロングテールなキーワードを中心に拾っていく

(駅名+賃貸+ペット可など)、ホームページの表示項目を工夫する(物件掲載写真数で地域トップを目指す、

家賃ごとの物件検索欄を設ける)、その不動産会社に勤めている従業員の人となりがわかるよう写真や自己紹介欄を

多めに設ける(不動産屋は恐いというイメージが未だにあるようで、、)、外部リンクからのアクセス確保

(ブログなど)、希望物件のマッチングフォームを設ける(受信より発信)、リピーターの確保(1度契約

頂いたお客様へのメール追客など)、SNSへの連携(ツイッター、フェイスブック等)、割引クーポンを

等をホームページから印刷配信する事によるアクセス増などなど挙げればキリがありませんが特にネット

不動産屋はホームページからの集客を重視している為、お客様から見えない所で日夜奮闘しています。

 

少しこの記事の文字数が多くなってしまったようなので続きは「インターネット店舗とSEO②」で書いてみようと

思います。くだらないブログですがお付き合い頂いた方、ありがとうございます。

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